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『宗十郎を悼む』
ふりがな文庫
『
宗十郎を悼む
(
そうじゅうろうをいたむ
)
』
播州姫路といへば、沢村一家と因縁のありさうな土地である。そこへ興行で回つて行つて、倒れた宗十郎を思ふ。千鳥の声を幻想して、静かな眠りに落ちて行つたのだらう。 大谷派の本願寺の三代前の法主大谷光瑩さんの落しだねだといふうはさが、古くからあつた …
著者
折口信夫
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 歌舞伎
初出
「東京日日新聞」1949(昭和24)年3月4日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)