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『義太夫と三味線』
ふりがな文庫
『
義太夫と三味線
(
ぎだゆうとしゃみせん
)
』
かう感情が荒びて来ては、たとひ今の間の折れ合ひはついても、又簡単に喧嘩別れの時が来る。文楽も揉みに揉んで、ちつとやそつとでは御破算にならぬ程、糶りつめてゐる。其に又今度の清六氏の事件である。山城少掾氏の謹厳は、我々始終感心してゐるのだが、芸 …
著者
折口信夫
ジャンル
芸術・美術 > 音楽 > 邦楽
初出
「時事新報」1949(昭和24)年10月12日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)