渡嘉敷守良君が戦争中を無事でゐたことは、何にしても、琉球芸能にとつて幸であつたと思ふ。戦争前に新垣松含が亡くなり、又最幸福さうに見えて、定めて円満な晩年を遂げるだらうと思つてゐた玉城盛重老人が、国頭のどこかの村で、斃れ死んだと聞いてゐる。そ …
| 著者 | 折口信夫 |
| ジャンル | 芸術・美術 > 演劇 > 演劇史 各国の演劇 |
| 初出 | 「宮古島縁起プログラム」1950(昭和25)年6月 |
| 文字種別 | 新字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約4分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
尾類