沖縄の舞踊は、全体に、今常識的に、まひと称してゐるものと、をどりと称してゐるものとを兼ね備へてゐる。此、まひの要素は、古い、おもろあそび(巫女の鎮舞)の系統に、やまとの舞ひぶりを加へてゐる様だ。をどりといふべきものは、南島の更に南の海のあま …
著者 | 折口信夫 |
ジャンル | 社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 年中行事・祭礼 |
初出 | 「新鋪道 第二巻第五号」1936(昭和11)年5月 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約3分(300文字/分) |