どんな美しい人にお会いしても、私はその姿を見ることはできませんが、その方の性格はよく知ることができます。美しい心根の方の心の調べは、そのまま声に美しくひびいてくるからです。声のよしあしではありません、雰囲気と申しますか、声の感じですね。 箏 …
著者 | 宮城道雄 |
ジャンル | 芸術・美術 > 音楽 > 邦楽 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「水の変態」1956(昭和31)年8月1日 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約3分(300文字/分) |