雨夜の駅あまよのえき
雨のしとしと降っている夜であった。私は京都の駅で汽車を待っていた。親戚の若い人達が早くから来て場所を取ってくれていたが、それでも列の後の方であった。 そこでは並んでいる人同士で汽車の混む話から、何処其処を何時に出るのが割合に空いているとか、 …