『論理と直観（ろんりとちょっかん）』
我々が物に行くのは直觀によつてである。これは如何なる物であらうとさうである。ただ物に行くといふのみではない、直觀によつて我々は物の中に入り、物と一つになるとさへいはれるであらう。故に知識といふものが元來何等かの物の知識である限り、如何なる知 …
著者三木清
ジャンル哲学 > 東洋思想 > 日本思想
初出「知性　三月号」河出書房、1941（昭和16）年3月
文字種別旧字旧仮名
読書目安時間約14分（500文字/分）
朗読目安時間約24分（300文字/分）