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『女人渇仰』
ふりがな文庫
『
女人渇仰
(
にょにんかつごう
)
』
舞台は黒幕の前、左手と右手にそれぞれ室内を暗示する簡単な装置。中央は街路。照明の転換によつて、この三つの部分が順々に利用される。 最初は、中央の街路上に二つの人影。 老人ひとりつきりになつたね。 少女おぢいさんは、さつきから、なにしてるの? …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 戯曲
初出
「文学界 第三巻第七号」1949(昭和24)年9月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約30分(500文字/分)
朗読目安時間
約49分(300文字/分)