泉鏡花先生は、天賦の才能を以て、極めて特異な思想感情を、あますところなく文字に表現し盡しておかくれになつた。凡そいかなる作家と雖も、一作を成すや直に、何か表現し切れないものゝ胸に殘つてゐる、あと味の惡さに惱むのが普通だらうが、泉先生にはそれ …
| 著者 | 水上滝太郎 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 日本文学 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
| 初出 | 「圖書」1940(昭和15)年3月号 |
| 文字種別 | 旧字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約4分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約6分(300文字/分) |