元来、戯曲は舞台で演ぜられるために書かれたものであるが、活字として読まれることも今日では考へなくてはならない。 戯曲作家は、さういふ理由から、いつでも自分の作品を、この二つの発表形式の上に成り立たせようとする。 西洋でも、劇文学は古いギリシ …
著者 | 岸田国士 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 戯曲 |
初出 | 「昭和文学全集第二十四巻(昭和戯曲集) 月報第二十四号」角川書店、1953(昭和28)年11月10日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約3分(300文字/分) |