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『一つの挿話』
ふりがな文庫
『
一つの挿話
(
ひとつのそうわ
)
』
亡くなつた林芙美子さんのことについて何か書けといふ注文である。なんといつても、これは少々筋ちがひのやうに思はれるが、編集者Yさんは非常に物覚えがよく、私がある時、映画の試写会のあとで林さんと夕食を共にしたといふ話を、私から直接聞いたことがあ …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日本文学
初出
「文芸 第八巻第九号」1951(昭和26)年9月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)