新しい演劇の芽は、どういふところに発生し、その芽はどうすれば健全に伸び育つかといふことを、私はこの二十年絶えず考へつゞけて来た。 理窟のうへでは、それはもうわかりきつた話なのだが、実際問題としては、どうにもならないところがあつて、日本の新劇 …
著者 | 岸田国士 |
ジャンル | 芸術・美術 > 演劇 > 各種の演劇 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 戯曲 |
初出 | 「文学界」1950(昭和25)年11月1日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約8分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約13分(300文字/分) |