ラジオ・ドラマといふものはなかなかむつかしいものである。私も二三それを試みて、ついに投げ出してしまつた。人間と機械との微妙な協力あるひは闘争が、聴覚を通して劇的美の構成に役立つことをまづ発見したものだけが、真にすぐれたラジオ・ドラマの作者と …
著者 | 岸田国士 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 戯曲 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「跫音」世界文学社、1949(昭和24)年6月1日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約3分(300文字/分) |