これから毎月一回あなたに手紙を書こうと思いたちました。今度の戦争で愛する夫君を失われ、また小さい二人のお子さんたちの将来について思いなやんでいられるあなたから、いろ/\なご相談を受けた時、私がまず感じたことは、国籍こそ日本にあつても、やはり …
著者 | 岸田国士 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「時事新報」1948(昭和23)年4月1、2、3日、5月3、4、5日、6月18、19、20日、7月12、13、14日 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約30分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約50分(300文字/分) |