トップ
>
『生活の黎明』
ふりがな文庫
『
生活の黎明
(
せいかつのれいめい
)
』
私は国民の一人として考へます。 日支事変がはじまつて既に四年、しかもいはゆる聖戦の目的はまだその半ばをも達成してをりません。しかも、世界動乱の渦は欧洲大陸より太平洋に波及し、わが南北には文字通り、新たな国境——国を挙げて死守しなければならな …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「ラジオ放送」1941(昭和16)年8月18日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)