私が詩歌の朗読について考へはじめたのは、ずゐぶん久しい前からである。 日本人は詩歌を愛する国民として、他の如何なる国民にも劣らないのに、その詩歌の精神が、近頃どういふものか、われわれの日常生活から、われわれの協同の仕事から、そしてわれわれの …
| 著者 | 岸田国士 |
| ジャンル | 社会科学 > 政治 > 政治史・事情 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
| 初出 | 「詩歌翼賛朗読詩集・第一輯」大政翼賛会文化部編、目黒書店、1941(昭和16)年7月27日 |
| 文字種別 | 新字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約4分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約6分(300文字/分) |