国語問題はもはや論議の時代を過ぎて、着着実践の時代にはひつてゐると云つていいが、私はなほこの問題の含む領域が一層広からんことを望んでゐる関係上、あらゆる方面に於ける意見が出つくして、そのすべてを解決にみちびくやうな方策が国家としてとらるべき …
著者 | 岸田国士 |
ジャンル | 言語 > 日本語 > 日本語 |
初出 | 「国語文化講座第一巻 月報1」東京大阪朝日新聞社、1941(昭和16)年7月20日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約1分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約2分(300文字/分) |