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『女性へ 1』
ふりがな文庫
『
女性へ 1
(
じょせいへ 1
)
』
私はこの事変以来、全日本の女性の祈願を日夜、胸の底に聴き、彼女たちが、歴史上いまだかつて見ないこの民族の大試煉に堪へる力のみが、やがて祖国日本を救ふであらうと固く信じてゐるのである。 一国の政治が男子の手に委ねられてゐるといふ見方からすれば …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「朝日新聞」1941(昭和16)年1月7日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)