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『青年へ』
ふりがな文庫
『
青年へ
(
せいねんへ
)
』
日本は今、興亡の岐路に立つてゐる。この事実をわれわれはまづはつきり頭にいれておかなければならぬ。わが民族の矜りは「どうにかなる」といふやうな哲学の上に築かれてゐるのでは断じてないのである。 国民は明日の日本が何処へ行くべきかをひとしく心に想 …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「読売新聞」1941(昭和16)年1月2日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)