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『一国民としての希望』
ふりがな文庫
『
一国民としての希望
(
いちこくみんとしてのきぼう
)
』
国民の一人一人が今日ほど政治といふものに関心をもつてゐる時代は未だ嘗てないだらうと思ふ。それはもう、被治者としての消極的な関心ではない。国民のすべては、自分たちのなかゝらこの祖国を立派に護り育てる有能な政治家が出ることを痛切に望んでゐるので …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「改造 第二十二巻第十六号」1940(昭和15)年9月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約31分(500文字/分)
朗読目安時間
約51分(300文字/分)