女性の力じょせいのちから
私は最近、ある本を読んで非常に感動をうけた。それは長島癩療養所勤務の女医小川正子さんの手記「小島の春」といふ本である。 瀬戸内海に近い方の田舎にはまだ医療の手の届かない癩患者が多数をり、この病気が決して遺伝性のものではなく、まつたく伝染性の …