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『危機を救ふもの』
ふりがな文庫
『
危機を救ふもの
(
ききをすくうもの
)
』
無力な新劇団が乱立し、互に仕事の邪魔をし合つてゐるといふ状態も決して悦ぶべき状態ではないが、それが新劇直接の病根だとは、僕は思はぬ。それをさうさせた原因は、もつと遠くにあり、数個の劇団の大同団結は、幾分の補強工事になるかもしれぬが、将来発展 …
著者
岸田国士
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 各種の演劇
初出
「劇作 第三巻第十号」1934(昭和9)年10月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)