友田君の初舞台は新劇協会だが築地小劇場が出来て其メムバーになつたのが大体新劇俳優としてのハツキリした出発点である。友田君の存在が新劇界で重要なものになつたのは小劇場の分裂に際して左翼的傾向と対立的な側の一代表者になつたときからだと思ふ。ただ …
著者 | 岸田国士 |
ジャンル | 芸術・美術 > 演劇 > 各種の演劇 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「読売新聞(夕刊)」1937(昭和12)年10月9日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約3分(300文字/分) |