『編輯当番より（へんしゅうとうばんより）』
少しは面倒な仕事、柄にない仕事でも、みんなが順番にやるといふことになると、私はなんとしても厭やとは云へない。順番に何かの役目が廻つて来るといふことは、誰にでも幾分か楽しいことではないかと思ふ。人間生活の自然な相を映してゐるやうでもあり、秩序 …
著者岸田国士
ジャンル文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出「文芸懇話会　第一巻第二号」1936（昭和11）年2月1日
文字種別新字旧仮名
読書目安時間約3分（500文字/分）
朗読目安時間約4分（300文字/分）