文芸作品の価値を功利的な立場から論じることは私の趣味に合はない。従つて、例へば、近代劇を読んで如何に利徳があるかは、真に文学を愛するもののみに理解さるべき事がらであると思ふが、今ここで、私の信頼する長谷川巳之吉君の手によつて、「近代劇全集」 …
著者 | 岸田国士 |
ジャンル | 芸術・美術 > 演劇 > 劇場 演出 演技 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「近代劇全集内容見本」第一書房、1927(昭和2)年4月1日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約3分(300文字/分) |