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『新劇のために』
ふりがな文庫
『
新劇のために
(
しんげきのために
)
』
美術館のないことと、いまだに共同風呂が行はれてゐることと、政治が酒色の巷で議せられることと、現代劇を演ずる劇場がないことと、わが国が特殊国たる所以を数へ上げれば、実際、きりがあるまい。 美術館の問題は、先日来、朝日紙上で矢代幸雄氏が論じてを …
著者
岸田国士
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 各種の演劇
初出
「女性 第十巻第六号」1926(大正15)年12月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)