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『芸術と金銭』
ふりがな文庫
『
芸術と金銭
(
げいじゅつときんせん
)
』
芸術によつて「名」のみを得たものが一番多い。 「恋」を得たものも少くない。 「富」を得たものは、数へるほどしかない。 自分の作品を「金」に代へることは、一つの方便である。芸術的制作品が、他の商品の如く、需要供給の法則に従つて、それ自身一つの …
著者
岸田国士
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 劇場 演出 演技
初出
「文芸時代 第三巻第十一号」1926(大正15)年11月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)