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『菜の花は赤い』
ふりがな文庫
『
菜の花は赤い
(
なのはなはあかい
)
』
かうと思つたらどうしてもそのことをやり遂げないと承知できない人物がゐる。 やり遂げる意志の力はまことに見あげたものであるが、「かうと思ふ」、その「かう」が問題であつて、結果の是非善悪はまたおのづから話が別であらう。 だが、ともかくも、さうい …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「別冊文芸春秋 第二十五号」1951(昭和26)年12月25日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約27分(300文字/分)