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『二つの頭』
ふりがな文庫
『
二つの頭
(
ふたつのあたま
)
』
日曜日のことでした、雄二の兄と兄の友達が鶴小屋の前で、鶴をスケッチしていました、雄二はそれを側で眺めながら、ひとりでこんなことを考えました……何んだい、僕だって描けますよ、鶴だって、犬だって、山の絵だって、駅だって、街の絵だって、みんな描け …
著者
原民喜
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「愛媛新聞」1951(昭和26)年2月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)