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『霊感』
ふりがな文庫
『
霊感
(
れいかん
)
』
第一話 都内某寺の、墓地の一隅に、ちと風変りな碑があります。火山岩の石塊を積みあげて、高い塚を築き、その頂に、平たい石碑を立てたものです。碑面に、身禄山とありますが、その昔、身禄という行者があって、深山に籠り、禅の悟道に参入して生を終えた、 …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1952(昭和27)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約31分(500文字/分)
朗読目安時間
約52分(300文字/分)