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『男ぎらい』
ふりがな文庫
『
男ぎらい
(
おとこぎらい
)
』
男ぎらいと、ひとは私のことを言うけれど、そうときまったわけのものではありません。男のひとは、だいたいいいえ皆が皆、厭らしく穢ならしく、だから私は嫌いです。厭らしくも穢ならしくもなく、ほんとにすっきりしたひとがあったら、私だって好きにならない …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「苦楽」1949(昭和24)年6月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約30分(300文字/分)