夕暮 仕事につかれ 「赤と黒」とを手にもって 縁側に腰かけている きょうも空しいままに暮れた わがよろこびの小径を眺めながら。 松の木と木の間をぬけて 草道はうねり あっちの林へ消えている その道の果はこの庭 この間の嵐で松の落葉の散りしい …
著者 | 宮本百合子 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
初出 | 「宮本百合子全集 第十八巻」新日本出版社、1981(昭和56)年5月30日 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約1分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約2分(300文字/分) |
著者 | 宮本百合子 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
初出 | 「宮本百合子全集 第十八巻」新日本出版社、1981(昭和56)年5月30日 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約1分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約2分(300文字/分) |