『無題(十一)(むだい(じゅういち))』
自分で書いたことの意味が、十年もたって一層ほんとにわかって来る面白さ。十年前に自分は、これからが作家としてむずかしくなる、土台よ、しっかりその重みにこたえろ、という意味をかいた。 そのときも、そのときとしてわかったところ一杯で書いている。だ …