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『行方不明の処女作』
ふりがな文庫
『
行方不明の処女作
(
ゆくえふめいのしょじょさく
)
』
活字となって雑誌に発表された処女作の前に、忘れることの出来ない、もう一つの小説がある。 私は小学校の一二年の頃から、うちにあった小さいオルガンを弾きおぼえ、五年生時分には自分の好きなのは音楽なのであろうと思っていた。ところが、段々文字がよめ …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「婦人文芸」1935(昭和10)年3月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)