芸術も人の心に慰めと喜びをあたえるものであるということでは、「楽しさ」において娯楽に通じているようですけれども、普通のわけ方では芸術と娯楽は二ツの別のものです。音楽にも軽音楽やダンス・ミュージック、みんなが口ずさむようないろいろな歌。舞踊で …
| 著者 | 宮本百合子 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
| 初出 | 「むつび」三菱鉱業研究所職員組合機関誌、1949（昭和24）年6・7月合併号 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約13分（500文字/分） |
| 朗読目安時間 | 約21分（300文字/分） |