ここに一個の人物がある。自分のしたい存分をやって、しかもその行為の責任を問い批判する権利をもっている人々の眼、口、耳をおおうために、そこにある報道能力を奪うとしたら、社会の常識は、そういうやりかたを何という名でよぶだろう。ひとのうちへ押し入 …
著者 | 宮本百合子 |
ジャンル | 社会科学 > 政治 > 外交・国際問題 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「青年新聞」1949(昭和24)年4月12日号 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約4分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約6分(300文字/分) |