『章学誠の史学』
清朝の乾隆嘉慶の時代は考據の學が全盛を極めた時であつて、經學は勿論史學に於ても考據の大家たる錢大昕・王鳴盛などといふ人が出て、史學の風潮を全く考據に傾けたのであつた。然るにその時代に於て、浙江の紹興府から一人の變つた學者が出た。さうして一代 …
著者 | 内藤湖南 |
ジャンル | 歴史 > アジア史・東洋史 > 中国 |
初出 | 大阪懷徳堂講演、1928(昭和3)年10月6日、「懐徳」第八号に講演録所収 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約22分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約36分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
本