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頃合
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ころあ
ふりがな文庫
“
頃合
(
ころあ
)” の例文
額際
(
ひたいぎわ
)
とか、
揉
(
も
)
み上げのようなところは金平糖が小さいので、それは別に
頃合
(
ころあ
)
いの笊を注文して、頭へ一つ一つ
釘
(
くぎ
)
で打ち附けて行ったものです。
幕末維新懐古談:63 佐竹の原へ大仏を拵えたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
若いうちの
失敗
(
しくじり
)
は誰もあることじゃ、そのうちには自分も忘れ、世間も忘れる、その
頃合
(
ころあ
)
いを見計らって、わしはお前をつれて亀山へ行き、
詫
(
わ
)
び
言
(
ごと
)
をして、めでたく元へ納めるつもりだ
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
とにかくこの崎は早くから大陸に渡る船が
此処
(
ここ
)
まで行き、もしくは向うから
還
(
かえ
)
って来た船が
茲
(
ここ
)
に
船繋
(
ふながか
)
りして、
風潮
(
かざしお
)
の
頃合
(
ころあ
)
いを待つといった、海上の要衝として注意せられていたのである。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
頃
常用漢字
中学
部首:⾴
11画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“頃”で始まる語句
頃
頃日
頃刻
頃者
頃之
頃来
頃日来
頃中
頃年
頃流行