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闇路
ふりがな文庫
“闇路”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やみじ
75.0%
やみぢ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やみじ
(逆引き)
鯖名といふ温泉にて雨にふられ、旅のうさ今更覚えけるを、廓ありと聞きて、宿屋の庭下駄に知らぬ
闇路
(
やみじ
)
踏んで、
凌霄
(
のうぜんかずら
)
咲く門に這入りける。
旅
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
それが、たださえ暗い胸の
闇路
(
やみじ
)
を夢のようにたどっている人間だとすれば、これはむしろ当然すぎるほど当然なことである。
蒸発皿
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
闇路(やみじ)の例文をもっと
(9作品)
見る
やみぢ
(逆引き)
失せし夫婦の弔ふ者もあらで
闇路
(
やみぢ
)
の奥に打棄てられたるを悲く、あはれ
猶
(
なほ
)
少時
(
しばし
)
留らずやと、いと
迫
(
せ
)
めて乞ひ
縋
(
すが
)
ると覚ゆるに、行くにも忍びず、又立還りて積みたる土に
息
(
いこ
)
へり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
いとせめて
闇路
(
やみぢ
)
ながらに
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
闇路(やみぢ)の例文をもっと
(3作品)
見る
闇
常用漢字
中学
部首:⾨
17画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“闇”で始まる語句
闇
闇夜
闇黒
闇中
闇雲
闇屋
闇穴道
闇々
闇打
闇市
“闇路”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
中里介山
蒲原有明
上田敏
吉川英治
森鴎外
正岡子規
泉鏡花
寺田寅彦