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醗酵
ふりがな文庫
“醗酵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はっこう
95.3%
はつかう
4.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はっこう
(逆引き)
悪疾に侵されたかれの頭脳において、一人の罪は全般が背負うべきものという不当の論理が、ごく当然に
醗酵
(
はっこう
)
し生長したかもしれない。
女肉を料理する男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
一体この部屋は二人で寝てさえ狭苦しい上に、ナオミの肌や着物にこびりついている甘い香と汗の
匂
(
におい
)
とが、
醗酵
(
はっこう
)
したように
籠
(
こも
)
っている。
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
醗酵(はっこう)の例文をもっと
(41作品)
見る
はつかう
(逆引き)
何處からと無く
腥
(
なまぐさ
)
いやうな
溝
(
どぶ
)
泥臭
(
どろくさ
)
いやうな一種
嫌
(
いや
)
な臭が通ツて來て
微
(
かすか
)
に鼻を
撲
(
う
)
つ……風早學士は、此の臭を人間の生活が
醗酵
(
はつかう
)
する惡臭だと謂ツてゐた。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
街から
醗酵
(
はつかう
)
する特殊な臭ひは聯想作用を起して、彼の胸に種々な過去の情景を浮びあがらせ、彼はそれに簡単に陶酔して了つてゐたので、その尖つてゐる眼もいつに似ず柔和に光り
釜ヶ崎
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
醗酵(はつかう)の例文をもっと
(2作品)
見る
醗
漢検準1級
部首:⾣
16画
酵
常用漢字
中学
部首:⾣
14画
“醗酵”で始まる語句
醗酵性
醗酵菌
醗酵素
醗酵分子
検索の候補
醗酵性
醗酵素
醗酵菌
醗酵分子
“醗酵”のふりがなが多い著者
三遊亭金馬
三島霜川
武田麟太郎
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
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中島敦
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