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薫香
ふりがな文庫
“薫香”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くんこう
53.3%
たきもの
26.7%
かおり
6.7%
くんかう
6.7%
かをり
3.3%
かをりか
3.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くんこう
(逆引き)
しめやかな
薫香
(
くんこう
)
の
匂
(
にお
)
いに深く包まれておいでになることも、柔らかに大将の官能を
刺激
(
しげき
)
する、きわめて上品な
可憐
(
かれん
)
さのある方であった。
源氏物語:39 夕霧一
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
薫香(くんこう)の例文をもっと
(16作品)
見る
たきもの
(逆引き)
小袿
(
こうちぎ
)
を下に重ねた細長のなつかしい
薫香
(
たきもの
)
のにおいの
染
(
し
)
んだのを、この場のにわかの
纏頭
(
てんとう
)
に尚侍は出したのであるが
源氏物語:46 竹河
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
薫香(たきもの)の例文をもっと
(8作品)
見る
かおり
(逆引き)
暇さえあれば、留守を狙ってヘミングウェー嬢の部屋へ忍び込み、部屋に残っている
薫香
(
かおり
)
に鼻をうごめかしたものです。
一週一夜物語
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
薫香(かおり)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
くんかう
(逆引き)
夜
(
よる
)
のやうな
漠
(
ばく
)
とした憂愁の影に包まれて、色と音と
薫香
(
くんかう
)
との感激をもて一糸を乱さず織りなされた
錦襴
(
きんらん
)
の
帷
(
とばり
)
の粛然として垂れたるが如くなれと心に念じた。
黄昏の地中海
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
薫香(くんかう)の例文をもっと
(2作品)
見る
かをり
(逆引き)
薫香
(
かをり
)
いかにと知るべけれ。
独絃哀歌
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
薫香(かをり)の例文をもっと
(1作品)
見る
かをりか
(逆引き)
玻璃器
(
ぎやまん
)
に
古酒
(
こしゆ
)
の
薫香
(
かをりか
)
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
薫香(かをりか)の例文をもっと
(1作品)
見る
“薫香”の意味
《名詞》
よい香り。芳香。
たいて燻らすと芳香な香料。
(出典:Wiktionary)
薫
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
“薫香”の類義語
香
薫
芳香
香水
“薫香”の関連語
御香
“薫香”で始まる語句
薫香散
検索の候補
薫香散
異香薫
薫衣香
“薫香”のふりがなが多い著者
紫式部
蒲原有明
小栗虫太郎
谷崎潤一郎
北原白秋
吉川英治
永井荷風
宮本百合子