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葉尖
ふりがな文庫
“葉尖”の読み方と例文
読み方
割合
はさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はさき
(逆引き)
葉尖
(
はさき
)
にすくすくと針を持って、
滑
(
なめら
)
かに開いていたのが、今蟻を取って上へ落すと、あたかも意識したように、静々と針を集めて、見る見る内に蟻を
擒
(
とりこ
)
にしたのである。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
これにぞ、気を得て、返す刀、列位の
黒道人
(
くろどうじん
)
に
切附
(
きりつ
)
けると、がさりと
葉尖
(
はさき
)
から崩れて来て、蚊帳を畳んだように落ちる。同時に前へ壁を
築
(
つ
)
いて、すっくと立つ青仙人を、腰車に
斬
(
き
)
って落す。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この姿は、
葎
(
むぐら
)
を分けて忍び寄ったはじめから、
目前
(
めさき
)
に
朦朧
(
もうろう
)
と映ったのであったが、立って丈長き葉に添うようでもあり、寝て根を
潜
(
くぐ
)
るようでもあるし、浮き上って
葉尖
(
はさき
)
を渡るようでもあった。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
葉尖(はさき)の例文をもっと
(4作品)
見る
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
“葉”で始まる語句
葉
葉巻
葉鶏頭
葉末
葉蘭
葉蔭
葉書
葉叢
葉摺
葉越
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尖葉