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筌
ふりがな文庫
“筌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うえ
30.0%
うけ
20.0%
せん
20.0%
やな
20.0%
うへ
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うえ
(逆引き)
水の底にすいてみえる
筌
(
うえ
)
のなかへ小さな魚がしずかにくぐってゆく。彼はただ一夜だけれどもこの島の岸べにかかる安住の宿を見いだした。
島守
(新字新仮名)
/
中勘助
(著)
筌(うえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
うけ
(逆引き)
夏がくれば、私は
魚籠
(
びく
)
をさげて父のあとから、ひょこひょこ歩き、投網打ちに行った。
筌
(
うけ
)
をかけにも行った。釣りにも行った。
わが童心
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
筌(うけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
せん
(逆引き)
醤油が沸いて呑口の
筌
(
せん
)
が自然に
弛
(
ゆる
)
んでいたのか、それとも強く投げ出すはずみに、樽に割れでも出来たのか、いずれにしても、醤油が鎧櫃のなかへ流れ出したらしく
三浦老人昔話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
筌(せん)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
やな
(逆引き)
台湾大甲渓の山女魚は、先年大島正満博士が原住民と共に
銛
(
もり
)
と
筌
(
やな
)
で
漁
(
あさ
)
り、鮭科の魚の分布に関して学問上の報告を出したので有名である。
雪代山女魚
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
筌(やな)の例文をもっと
(2作品)
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うへ
(逆引き)
と、のりたまひき。かれその
御教
(
みさとし
)
のまにまに、その八咫烏の後より
幸
(
い
)
でまししかば、
吉野
(
えしの
)
河の河尻
八
に到りましき。時に
筌
(
うへ
)
九
をうちて
魚
(
な
)
取る人あり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
筌(うへ)の例文をもっと
(1作品)
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“筌”の解説
筌(うけ、うえ)とは、外側が網体で構成されており割竹等で作った漏斗状の口から入ってきた魚介類を閉じこめて捕獲する漁具。なお水生生物の調査器具(調査用の定置網など)の構成部分でもある。
(出典:Wikipedia)
筌
漢検1級
部首:⽵
12画
“筌”を含む語句
黄筌
茶筌花
茶筌
茶筌髪
茶筌丸
金筌集
言筌
茶筌髷
茶筌首
茶筌頭
博物筌
筌蹄
改正月令博物筌
忘筌子
後茶筌
小筌
太茶筌
“筌”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
大鹿卓
中勘助
井上円了
高浜虚子
佐藤垢石
岡本綺堂
寺田寅彦