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旧廬
ふりがな文庫
“旧廬”の読み方と例文
読み方
割合
きゅうろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうろ
(逆引き)
今ではその跡にバラック住いをして
旧廬
(
きゅうろ
)
の再興を志ざしているが、再興されても先代の
椿岳
(
ちんがく
)
の
手沢
(
しゅたく
)
の存する
梵雲庵
(
ぼんうんあん
)
が復活するのではない。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
瓦解以前に徳川政府の使命を帯びフランスに
赴
(
おもむ
)
いた喜多村瑞見なぞはその広い見聞の知識を携え帰って来て、本所北二葉町の
旧廬
(
きゅうろ
)
から身を起こし
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
しかしこれらは皆すでに
代
(
だい
)
がかわって現に人が
這入
(
はい
)
っているから見物は出来ぬ。ただカーライルの
旧廬
(
きゅうろ
)
のみは六ペンスを払えば
何人
(
なんびと
)
でもまた
何時
(
なんどき
)
でも随意に観覧が出来る。
カーライル博物館
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
旧廬(きゅうろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
旧
常用漢字
小5
部首:⽇
5画
廬
漢検1級
部首:⼴
19画
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