トップ
>
擅
ふりがな文庫
“擅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほしいまま
78.2%
ほしいま
9.1%
ほしいまゝ
7.3%
ほしい
3.6%
ホシイマヽ
1.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほしいまま
(逆引き)
躯
(
からだ
)
を
捐
(
す
)
て頂を
糜
(
び
)
し、もって万一に報ずるを思わず、かえって
胸臆
(
きょうおく
)
を
恣
(
ほしいまま
)
にし、
擅
(
ほしいまま
)
に威福を
作
(
な
)
す。死すべきの罪、髪を
擢
(
ぬ
)
きて数えがたし。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
擅(ほしいまま)の例文をもっと
(43作品)
見る
ほしいま
(逆引き)
この諷詠ということを忘れては発句も脇句もない。天高く地広く、諷詠を
擅
(
ほしいま
)
まにするところに俳諧の精神があるのである。
一旦
(
いったん
)
諷詠ということを忘れ去った時にはそこに俳諧はない。
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
擅(ほしいま)の例文をもっと
(5作品)
見る
ほしいまゝ
(逆引き)
その上に、もつと悪いことには、名ばかりの妻として、
擅
(
ほしいまゝ
)
にした物質上の栄華が、何時の間にか、彼女の心に魅力を持ち始めてゐた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
擅(ほしいまゝ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
ほしい
(逆引き)
擅
(
ほしい
)
ままに
跋扈
(
ばっこ
)
する優勝劣敗の自然力を調節し、強者を抑え弱者を助け、そこで過不及なく全人間の幸福を保証したものだ。
牧野富太郎自叙伝:02 第二部 混混録
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
擅(ほしい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ホシイマヽ
(逆引き)
極端なる無視と残虐を
擅
(
ホシイマヽ
)
にするにまかせるより外はないと言うた歴史的の事情があるのである。
感謝すべき新東京年中行事:――第四回郷土舞踊と民謡の会・批判――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
擅(ホシイマヽ)の例文をもっと
(1作品)
見る
擅
漢検1級
部首:⼿
16画
“擅”を含む語句
独擅場
擅横
独擅
擅制
擅場
擅行
専擅
擅政
擅断
擅権
擅殺
無道擅制
藤氏擅権
“擅”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
南方熊楠
牧野富太郎
ニコライ・ゴーゴリ
牧逸馬
菊池寛
高浜虚子
有島武郎
内田魯庵
木暮理太郎