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忽地
ふりがな文庫
“忽地”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たちまち
75.0%
こっち
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちまち
(逆引き)
一時は腸に収まつて居ても、又何かの拍子で
忽地
(
たちまち
)
元に復して了ふので、いくら可愛想に思つても、
何
(
ど
)
う
為
(
す
)
る事も出来なかつた。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
頼んで片付んと
獨
(
ひとり
)
思案の其折から入來る兩人は
別人
(
べつじん
)
ならず日頃
入魂
(
じゆこん
)
の後家のお定に彼の
早乘
(
はやのり
)
の三次成れば長庵
忽地
(
たちまち
)
笑
(
ゑみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
忽地(たちまち)の例文をもっと
(6作品)
見る
こっち
(逆引き)
忽地
(
こっち
)
にして妻、手に
提灯
(
ちょうちん
)
を携え、某川のそばに
彷徨
(
ほうこう
)
し、予に告げて曰く、「父、水没す」と。ともに驚然として覚む。とき夜半、なお再び寝眠するに、さらに水没の地名を呼ぶ。夢況また故のごとし。
妖怪報告
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
忽地何人加
二
点筆
一
忽地
(
こっち
)
として
何人
(
なんぴと
)
か
点筆
(
てんぴつ
)
を
加
(
くわ
)
え
向嶋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
忽地(こっち)の例文をもっと
(2作品)
見る
忽
漢検準1級
部首:⼼
8画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“忽”で始まる語句
忽
忽然
忽焉
忽諸
忽々
忽如
忽必烈
忽必来
忽所
忽忘草
検索の候補
旱地忽律
“忽地”のふりがなが多い著者
井上円了
作者不詳
幸田露伴
森鴎外
永井荷風
田山花袋
岡本綺堂