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徳一
ふりがな文庫
“徳一”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とくいち
75.0%
ドクイル
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とくいち
(逆引き)
するともう、森医院の
徳一
(
とくいち
)
君が、ズボンのバンドをゆるめはじめた。なにか、しがいのあるいたずらをするときのように、顔がかがやいている。
川
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
まさか医者の家へなんか集まっていることもあるまいが、ともかくのぞいてみようと思って、
黄色
(
きいろ
)
い葉のまじった豆畑のあいだを、
徳一
(
とくいち
)
君の家の方へやっていった。
久助君の話
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
徳一(とくいち)の例文をもっと
(3作品)
見る
ドクイル
(逆引き)
「お前さんの嬶は今何処にいたっけなあ」中風症のためにぶるぶるふるえる手で酒の盃を取りつつ、
徳一
(
ドクイル
)
老人は調子を附ける。
土城廊
(新字新仮名)
/
金史良
(著)
穴蜘蛛のように土幕にばかり
蟄伏
(
ちっぷく
)
していた
徳一
(
ドクイル
)
老人が、今夜はよくも這い出して来て今までがみがみ喚き散らした所だった。
土城廊
(新字新仮名)
/
金史良
(著)
徳一(ドクイル)の例文をもっと
(1作品)
見る
“徳一”の解説
徳一(とくいつ)は、奈良時代から平安時代前期にかけての法相宗の僧。最澄との間で交わされた、いわゆる三一権実諍論や、空海に対して密教についての疑義を提示したことなどで知られる。
(出典:Wikipedia)
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
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