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干菓子
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ひぐわし
ふりがな文庫
“
干菓子
(
ひぐわし
)” の例文
松葉の形の
干菓子
(
ひぐわし
)
を出したり、青磁の壺に水仙を投げ入れて見せたつて、僕はちつともそれを上品だとは思はない。成金趣味だよ、失敬だよ。
津軽
(新字旧仮名)
/
太宰治
(著)
さうして二十
年
(
ねん
)
も
昔
(
むかし
)
に
父母
(
ふぼ
)
が、
死
(
し
)
んだ
妹
(
いもと
)
の
爲
(
ため
)
に
飾
(
かざ
)
つた、
赤
(
あか
)
い
雛段
(
ひなだん
)
と
五人囃
(
ごにんばやし
)
と、
模樣
(
もやう
)
の
美
(
うつ
)
くしい
干菓子
(
ひぐわし
)
と、それから
甘
(
あま
)
い
樣
(
やう
)
で
辛
(
から
)
い
白酒
(
しろざけ
)
を
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
それは私に、或る種の精製された上等の
干菓子
(
ひぐわし
)
を聯想させた。
乳の匂ひ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
“干菓子”の解説
干菓子(ひがし)または乾菓子(ひがし)は、水分の少ない乾燥した和菓子の総称で、一般に水分10パーセント以下のものが多い。
生菓子に対して付けられた名前であり、生菓子とは違って保存が可能という特徴がある。
(出典:Wikipedia)
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
菓
常用漢字
中学
部首:⾋
11画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“干”で始まる語句
干
干乾
干戈
干潟
干物
干支
干瓢
干渉
干魚
干上