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小塚
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こづか
ふりがな文庫
“
小塚
(
こづか
)” の例文
伝馬町の牢からお助けしなければならない。でなければ、おふたりはあすは
小塚
(
こづか
)
ガ
原
(
はら
)
で首をきられるのだよ——わかったかえ
幻術天魔太郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
しからば、その公許の塩づけ貯蔵個所なるものは、そもそもどこであるか?——右門の判断を待つまでもなく、それは鈴ガ森と
小塚
(
こづか
)
ッ
原
(
ぱら
)
の二個所です。
右門捕物帖:02 生首の進物
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
見返柳
(
みかえりやなぎ
)
の立っていた
大門
(
おおもん
)
外の堤に
佇立
(
たたず
)
んで、東の
方
(
かた
)
を見渡すと、
地方今戸町
(
じかたいまどまち
)
の低い人家の屋根を越して、田圃のかなたに
小塚
(
こづか
)
ッ
原
(
ぱら
)
の女郎屋の裏手が見え
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「いまは
小塚
(
こづか
)
っ
原
(
ぱら
)
の無縁墓だ」と栄二はまた窓の外へ眼をやりながら云った、「——げじげじなんて云われるほどあくどいことをしても、結局いいめは出なかったんだな」
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
今から六年前のちょうど今月今日召捕られまして、八月十九日に
小塚
(
こづか
)
っ
原
(
ぱら
)
でお仕置を受けました
鼠小僧次郎吉
(
ねずみこぞうじろきち
)
なんか、その五人の中には入って居りません。あんな野郎はまだ駆出しで
怪異暗闇祭
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
▼ もっと見る
「わかったぞ! これは
小塚
(
こづか
)
ッ
原
(
ぱら
)
だ」
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
お城大工棟梁泉田筑後は、
千住
(
せんじゅ
)
小塚
(
こづか
)
ガ
原
(
はら
)
のたまりから引きだされて、正五ツ(八時)のしおき場にひきすえられました。
幻術天魔太郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
おっつけ鈴ガ森か
小塚
(
こづか
)
ッ
原
(
ぱら
)
にでも参るようになりましょうから、それまでご窮屈でござんしょうが、あそこの自身番でごゆっくり蚊にでも食われなせえよ
右門捕物帖:06 なぞの八卦見
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
左右ともに水田のつづいた
彼方
(
かなた
)
には鉄道線路の高い土手が眼界を
遮
(
さえぎ
)
っていた。そして遥か東の方に
小塚
(
こづか
)
ッ
原
(
ぱら
)
の大きな
石地蔵
(
いしじぞう
)
の後向きになった背が望まれたのである。
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
塚
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
“小塚”で始まる語句
小塚原
小塚義太郎
小塚金太郎