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冤謫
読み方 | 割合 |
ゑんてき | 50.0% |
むしつのながされ | 50.0% |
しかれども
竊に
謂く、
賢者は
旧悪をおもはずといふも事にこそよれ、
冤謫懆愁のあまり
讒言の
首唱たる
時平大臣を
肚中に深く恨み玉ひしもしるべからず。
しかれども
竊に
謂く、
賢者は
旧悪をおもはずといふも事にこそよれ、
冤謫懆愁のあまり
讒言の
首唱たる
時平大臣を
肚中に深く恨み玉ひしもしるべからず。
○法性坊
尊意叡山に在し時 菅神の
幽灵来り我
冤謫の
夙懟を
償とす、願くは師の道力をもつて
拒ことなかれ。尊意曰、
卒土は皆王民なり、我もし
皇の
詔をうけ玉はらば
避るに所なし。
○法性坊
尊意叡山に在し時 菅神の
幽灵来り我
冤謫の
夙懟を
償とす、願くは師の道力をもつて
拒ことなかれ。尊意曰、
卒土は皆王民なり、我もし
皇の
詔をうけ玉はらば
避るに所なし。